短冊に願い事を書いて、習い事や勉強などの物事の上達や努力で成し遂げられる夢や目標を願う日、織姫と彦星が1年に1度会うことが許された日として有名です。
「七夕飾り」をして、七夕を楽しむ人もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな七夕の気分を盛り上げる「七夕飾り」。代表的な飾り付けと言えば、「輪飾り」、「星飾り」、「短冊」など様々だと思います。
実はこれらの飾り付けにはそれぞれ意味を持っていることはご存じでしょうか。
今回は、七夕の由来と一緒にそれぞれの飾り付けの意味について紹介します。また、七夕飾りにおすすめしたいのが、七夕のデザインが施されている「手ぬぐい」を使った飾り付けです。「タペストリー棒」や「手ぬぐい額」を使うと、お部屋の飾り付けにも使えますし、七夕が終われば、普段使いできる手ぬぐいとして使えます。
ご興味ございましたら、「七夕の飾り付けにも使える『手ぬぐい』もおすすめです」をご覧下さい。
もくじ
七夕の由来
七夕の由来は中国の詩歌が由来とされています。この詩歌の中にあの有名な織姫と彦星の名前が初めて登場します。中国の六朝時代の詩集「文選」の「古詩十九首」になって、今の織姫と彦星のお話の形が出来上がったと言われています。日本に七夕のエピソードが伝来したのが奈良時代とされており、乞巧奠(きっこうでん)という行事が宮中で行われていたそうです。乞巧奠では星を眺め、詩歌を楽しんでいたとされています。
当初、七夕を知っているのは宮廷と武家に限られていましたが、江戸時代以降は七夕が五節句(ごせっく)に数えられるようになり、庶民にも広く知られるようになったそうです。
また、元々七夕は「しちせき」と呼ばれておりましたが、「棚機つ女(たなばたつめ)」という日本の伝承と融合し、「七夕(しちせき)」の漢字の和語の「たなばた」があてられたのが呼び方の由来なのではないかと考えられています。
※乞巧奠(きっこうでん)
平安時代の七夕のこと。主に宮中や貴族の家庭で広く行われた年中行事です。
※五節句(ごせっく)
季節の変わり目に無病息災・豊作・子孫繁栄などを願って、お供えものをしたり邪気払いを行ったりする行事のことを節句と言います。
五節句は現代にも残った名残で、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽を表します。
七夕飾りの種類とそれぞれの意味
七夕の日になると、七夕飾りをされるご家庭もあるかと思います。七夕飾りには様々な種類がありますので、ここではいくつかの七夕飾りとその意味を紹介します。折り鶴(千羽鶴)
折り鶴は長寿を意味する鶴を折り紙で作ります。「長生きできるように」という意味が込められています。星飾り
星飾りには「願いが星のある天まで届くように」という意味が込められています。スイカ
スイカには豊作を願う意味が込められています。夏野菜で有名なナスも同様の意味があるそうです。扇つづり
扇つづりには、畳んでいるものを広げることから、「未来が開けますように」という意味が込められています。貝つなぎ
貝つなぎには、「海の恵みが沢山受けられるように」という意味が込められています。綱渡りと同様に大漁を願います。菱飾り(輪つなぎ)
菱飾り(ひしかざり)とは、星が連なる天の川のことで、「連なる」ということから人とのつながりや夢が続いていくことを願う意味が込められています。三角つなぎ
三角つなぎには、「織姫のように裁縫が上達しますように」という意味が込められています。吹き流し
吹き流しとは、織姫に供えた織り糸を表しています。織姫が神様の衣を織っていたことから、「織物の上達」という意味が込められています。投網(網飾り)
網飾りとは、漁業の網を表しており、魚が沢山とれるように大漁を祈願するという意味が込められています。巾着(財布)
折り紙で財布や巾着を折って飾ります。金運アップの意味が込められており、時には本物の財布を飾ることもあります。神衣・紙衣(かみこ)
神衣・紙衣とは、紙で作られた人形や着物を飾ったものです。「裁縫が上達」や、「着るものに困らない」ように願うという意味が込められています。また、災害や穢れの身代わりになってもらうという意味もあります。提灯
提灯(ちょうちん)には心を照らして明るくという意味が込められています。くずかご
七夕飾りで出た紙くずを折り紙で作ったかごに入れてつるします。くずかごには「整理整頓」「倹約の心を育む」という意味が込められています。短冊
七夕と言えば「短冊」です。五色の短冊に願い事を書いて飾ります。短冊の願いには「物が欲しい」という願い事ではなく、習い事や勉強などの上達や努力で成し遂げられる夢や目標を願うと良いとされています。織姫と彦星
織姫と彦星を折り紙で作って飾ることもあります。特別な意味はありませんが、やはり、七夕のお話の主人公であるため飾られる方がいらっしゃいます。七夕の飾り付けにも使える『手ぬぐい』もおすすめです
「手ぬぐいで飾り付け?」とすぐにイメージが湧かないかもしれません。笹飾り、星空、織姫と彦星などをイメージしたデザインが施された手ぬぐいをJIKAN STYLEでは取り扱っております。手ぬぐいだけでは飾り付けが難しいため、「タペストリー棒」や「手ぬぐい額」を使うことで、飾り付けすることができます。
■タペストリー棒の商品ページ
マグネット式タペストリー棒
タペストリー棒(大)
タペストリー棒(中)
タペストリー棒(小)
■手ぬぐい額の商品ページ
手拭い額 - 濃茶 -
手拭い額 - 生成 -
JIKAN STYLEが取り扱う手ぬぐいの中から、七夕飾りにおすすめの手ぬぐいをいくつか紹介いたします。
天の川の輝き
-柄コンセプト-輝く星が集まる天の川を渡り、年に一度出会える織姫と彦星。願い笹のもと、再会を果たします。
-コメント-
織姫と彦星が手をつなぎ、年に一度の限られた時間を大切に過ごす様子が伺えます。
七夕星飾り
くす玉に吹流し、星が作り出す七夕飾り。
彦星と織姫の星も一層輝きます。
-コメント-
七夕らしさのあるくす玉を笹に飾り、星空を合わせた手ぬぐいです。七夕の雰囲気を感じてもらいやすい1枚です。
七夕の飾りつけ
一年に一度出逢える織姫と彦星。
仲良く一緒に七夕の飾りつけ。
2人はどんなお願い事をしたのかな?
-コメント-
鳥獣人物戯画を用いた一枚。右上には天の川が見え、織姫と彦星が年に一度の出逢い、仲良く飾り付けをしている1枚です。
星祭りの夜
さらさらと笹音聞こえる静かな夜。
星の下たくさんの願いを込めて、
五色の短冊を飾りましょう。
-コメント-
七夕に見られる綺麗な星空と静けさをメインに、笹に飾り付けられた短冊や網飾りなどがあり、沢山の願いが込められた1枚です。
宇宙
-柄コンセプト-光のさす方角へ、未来へ語り継ぐ伝播
ふとした発見の連続、世界と歩む壮大な望遠鏡。
無限に広がる宙(そら)に魅了され、
ロマンを連れて、宇宙はいつも私たちと共に。
伝播の源。
-コメント-
七夕の舞台である宇宙にはまだまだ未知なことがあり、沢山のロマンがあります。七夕の話も大昔から現在まで今も語り継がれています。そんな時間の流れを感じていただける1枚です。
ロマンス
-コメント-満月の夜空を仲良く鑑賞するカップル。恋人、夫婦2人っきりで七夕という特別な日を過ごす際にピッタリな1枚です。ムーミン好きの方にもおすすめです。
ムーミン&星空
[ムーミン注染手ぬぐい]ムーミンの人気のキャラクターたちが、注染独特の染めの技術で表現されています。
-コメント-
七夕という日に流れる星に願いを込めて。友達・家族・恋人で1年に1度しかない日をゆっくり過ごすという方におすすめの1枚です。こちらもムーミン好きの方にもおすすめです。
普段使いもできる『手ぬぐい』で七夕の飾り付けをしてみませんか?
七夕は中国の詩歌が由来であることと、15種類の七夕飾りを紹介いたしました。七夕飾りとして短冊、星飾り、折り鶴などが昔から親しまれていますが、七夕飾りの新しい飾り付けとして『手ぬぐい』を取り入れてみるのもおすすめです。
手ぬぐいであれば、飾りつけから片付けまでとても簡単で、インテリアとして使用した後はお手拭きとしてもご使用いただけます。季節ごとのイベント柄を取り揃えていますので、一年通して飾りつけを楽しむことができます。
手ぬぐいを使った飾り付けで七夕をぜひ楽しんでくださいね。
■今回紹介した商品一覧
ジャンル | 商品名 | 価格 (税込) |
---|---|---|
手ぬぐい | 天の川の輝き | 1,430円 |
七夕星飾り | 1,430円 | |
七夕の飾りつけ | 1,430円 | |
宇宙 | 1,870円 | |
ロマンス | 1,760円 | |
ムーミン&星空 | 1,760円 | |
星祭りの夜 | 1,430円 | |
タペストリー棒 | マグネット式タペストリー棒 | 2,860円 |
タペストリー棒(大) | 2,530円 | |
タペストリー棒(中) | 1,870円 | |
タペストリー棒(小) | 1,210円 | |
手ぬぐい額 | 手拭い額 - 濃茶 - | 8,360円 |
手拭い額 - 生成 - | 8,360円 |
創業1949年(昭和24年)手ぬぐいなど繊維製品の製造卸では老舗の宮本株式会社の公式ショッピングサイトです。24 時間パソコンやタブレット、スマートフォンよりお買い物が楽しめます。直営店ならではの種類豊富な商品や限定アイテムなどをご用意しております。
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